逆に言うとその口癖は直したほうがいい
「逆に言うと」や「逆に」という言葉で自分の意見を言い始める人がいます。「逆に言う」わりには逆の意見は言っていないことが多いです。口癖になっているなら直したほうがいいでしょう。
話しているときに「逆に言うと」という言葉で会話を始める人がいます。「逆に」という言葉も同じです。会話の内容を聞いていると逆のことを言っていない場合がほとんどですが、「逆に言うと」という言葉を使っているのです。
身近にこれらの言葉を口癖のように言う人がいたら要注意です。口癖は移ります。自分も使ってしまわないように注意しましょう。
これらの言葉が口癖になっている人はもっと注意です。「逆に言うと」や「逆に」という言葉は人にいい印象を与えません。「逆に言うと」ということは、その人の意見に反論すると言うことを意味しています。「逆に言うと」という言葉を使うと相手を警戒させるわけです。その割に逆のことは言っていません。「逆に言うと」と言いながら逆のことを言わないのでは、論理的な会話のやりとりができない人という印象を持たれます。意見が信用されなくなってしまいます。
会話のつなぎの言葉として「逆に言うと」とか「逆に」という言葉を使う癖を直しましょう。はじめはついつい言ってしまうかもしれませんが、言ってしまったら「言ってしまった」ということを意識するようにしましょう。意識して気をつける方法でしか口癖は直せません。
意識しだすと他人の「逆に言うと」も気になりはじめます。他人の「逆に言うと」を聞いていると、「逆に言うと」のあとに逆のことを言っていないことが多いことがわかるでしょう。そこまで意識することができれば「逆に言うと」がいかに意味なく発せられているかがわかるでしょう。
「逆に言うと」に気をつけましょう。