ダイエットでは体重は気にするな

ダイエットを始める目的は体重を減らすことだ。太った体を改善したいという意志で始める。だが、ある程度ダイエットを続けてきたら体重を気にするのをやめて、健康な体作りを目標にしよう。


あるとき、太った自分を見て「何とかしなくてはいけない」とか「やせてもてたい」とか「かっこいい服を着たい」また「かわいい服を着たい」などと思った自分がいたはずだ。いつか健康的な体を手に入れて不細工だった自分とお別れしたいと考えて、意を決してダイエットを始めた自分がいたと思う。

そしてダイエットにあるていど成功して、そこそこスリムな体を手に入れた自分がいる。だが、これ以上はなかなか体重は減っていかなくて、もがき苦しんでいたり、ダイエットに対するモチベーションが落ちている自分がいる。健康的で幸せな自分を手に入れるために始めたダイエットだが、どうしてこんなに自分を苦しめているのだろうか。

それは体重にこだわるからだ。体重へのこだわりをなくせばいい。ダイエットは体重を減らすことを目的としている。だが、真の目的は体重を減らすことだろうか。本当の目的は健康な体を手に入れて、肉体的にも精神的にも幸せな自分を手に入れることだ。体重を減らすというのは、そのためのひとつの通過点にしか過ぎない。

太っているとき、体重を減らすためのダイエットは正しかった。体重を減らすためにダイエットをしなくてはいけなかった。それは必然だった。だが、状況は変わった。体重を減らすことに成功したら、今度は健康的な体を作るという目的にステップアップする必要がある。ダイエットは健康な体を手に入れるためのきっかけに過ぎない。

健康な体とは、適切な体重であり、適切な新陳代謝であり、適切な精神状態だ。体重減は適切ではないのだ。つまり、ダイエットで体重を減らすことに成功したら、体重を気にするのをやめるのだ。健康な体を作るためには、減らしすぎた体重を若干増やす必要になることだってある。脂肪を減らして筋肉を増やせば体重は増える。それは脂肪よりも筋肉のほうが重いからだ。脂肪が多い体と筋肉が多い体では、脂肪が多い体のほうが体重は低くなるだろう。だが、筋肉が多い体のほうが健康的だ。

実はダイエットで大切なものを手に入れている。ダイエットを続けていく中で、食べ物に気を遣う習慣や運動を継続していく習慣が身についたと思う。それが、健康な体作りに必要なことなのだ。手に入れた習慣を大切にして、健康な体作りに励んでいこう。長生きすれば幸せも多くなる。健康になれば人生を前向きに生きることができる。

いまがステップアップのときだ。