昔書いた日記をたまに読み返すとおもしろい
日記をあとで読み返してみるのもなかなかおもしろいです。当時の自分が考えていたことや行動、苦しんでいたことなどを思い返すことができます。成長した自分を実感することもできます。
日記を書いている人はどれくらいいるでしょうか。
日記を書いているのであれば、また書いたことがあるのであれば、昔書いた日記を見直してみることをおすすめします。当時の自分がいまの自分から見てどうなのか、そのときから自分がどのように変わったのかを知ることができます。
私も以前書いた日記を見直してみたのですが、まあいろいろと苦しんでいました。20代後半から30歳になる直前ぐらいまでの日記で、仕事のことや自分の将来のことなど悶々としていたことが伝わってきます。ああ、もがいていたなぁと。また、小説家気取りで書いていたのか自分のことを「小生」とか書いているのを見て笑ってしまいました。
日記は基本的に誰にも見せないことを前提として書きます。誰にも見せないつもりで書くからこそ、行動したことだけでなく自分の内面もにじみ出てくるものなのです。自分の弱さ、馬鹿さ、迷いや誘惑に負けているようすなどを振り返ることで、いまの自分がどれほど成長しているのかということに気づくことができます。
自分のもがきやがんばっているようす、馬鹿さ加減など、いまの自分が見たときに幼いなと思えるようなら、いまの自分がそれだけ成長し、変わっているということです。それほど変わっていないなと思うようなら、成長もしていないけど落ちぶれてもいないということです。昔はよかったと感じるのであれば、ちょっといまの自分はやばいと危機感を持ったほうがいいかもしれません。
過去の自分の記録である日記を読み返すことは、いまの自分がどうなったか確認できる成長のバロメーターです。いまの自分が今後どうしていくかの指針を少しは与えてくれるかもしれません。過去の自分は何がしたかったのか、その頃の自分が希望した自分になっているのかという視点で見ると、これからの自分の人生をどうしていくのかの見通しを立てる手助けになるでしょう。
昔の自分があこがれた自分になっていましたか。
これからどうしていきますか。