東京駅で立ち寄りたい北町奉行所跡

東京駅構内にある歴史的スポット、北町奉行所を見にいきました。

町奉行とは

江戸時代にあった司法や行政を担当する役職が町奉行で、いまでいうところの警察や裁判所のほか、戸籍の管理や防災にも当たっていました。

遠山の金さんや大岡越前などで有名ですが、実際には身分の高い役職で、移動の際は駕籠を利用したそうで、また多忙だったため、単身現場に乗り込むようなことはなかったそうです。

町奉行で言い渡せる刑罰は中追放までで、中追放や死罪は老中に上申し、老中、将軍の最終決裁がなければ刑が確定しなかったようです。

ちなみに中追放とか重追放は追放刑の種類て、軽い方から「門前払」「所払」「江戸払」「江戸十里四方追放」「軽追放」「中追放」「重追放」があり、立入禁止区域と財産の没収の程度によって刑が分かれています。

町奉行は2年から5年で異動するそうで、地位は高いけど、職務に関してはノウハウがないので部下の言いなりだったことが多いようです。

北町奉行所が東京駅に

北町奉行所だったところが、なんと東京駅構内にあります。改札を出たところにありますので、途中下車が可能な切符を持っている場合は、乗換の合間に見てみるのもいいと思います。

場所はとてもわかりづらいというか、知っていないとわからない場所にあります。

  1. 東京駅に着いたら八重洲北口改札を目指してください。
  2. 八重洲北口改札を出たら大丸東京店を目指します。
  3. 大丸東京店を正面に左奥のほうを目指します。
    東京駅北町奉行所跡
  4. 奥のほうに誰でも通れるけど、いかにも業務用っぽい通用口があります。そこの通用口の扉の前にあります。

北町奉行所跡

通用口に近づいてみます。

北町奉行所跡

一般人も通れるけど、見た目は業務用っぽい入り口です。

北町奉行所跡記念碑

北町奉行所跡記念碑。

北町奉行所跡の扉の外

扉の外はビルの裏側。

ビルの、それも通用口のすぐ横の壁に記念碑が埋め込まれているだけなので、観光名所と言われるとちょっとつらいものがある場所ですが、江戸時代はこの辺一帯が奉行所だったと思えば、昔は町を支えていた場所が、いまは全国の鉄道を支える主要駅となっているということに思いを馳せたくなりませんか。

丸の内トラストタワーのほうにも案内板があるようなので、時間があれば探してみるといいと思います。

南町奉行所は有楽町に

なお、南町奉行所のほうは、現在の有楽町マリオンのところにありました。記念碑もありますので、さらに時間があれば探してみるといいと思います。

乗換の合間に立ち寄るというにはちょっと遠いですけどね。