献血のキャラクター「けんけつちゃん」は何と15匹(人?)も仲間がいる!
厚生労働省の献血推進キャラクター「けんけつちゃん」の仲間が無駄に多いので紹介しようと思います。
献血をするときによく見かけるキャラクター、何というか知っていますか?
「けんけつちゃん」と言います。
私も献血をするときに「けんけつちゃん」をあしらったグッズなどをよく見かけます。厚生労働省もキャラクターを使って献血を呼びかけているんだなと軽く思っていたのですが、調べてみると驚くべきことがわかりましたので、ここで紹介したいと思います。
けんけつちゃん、キャラクターは1匹だと思いますよね?
何と驚くべきことに15匹もいます!
献血を呼びかけるだけなのに無駄に多いキャラクター数です。
けんけつちゃんのメインキャラクター「ちっち」(って、「けんけつちゃん」ってキャラクター名じゃないのか?)がいて、さらに血液型のA型、B型、O型、AB型ごとにキャラクターがいます。そして、脱脂綿や血小板のほかにお兄さん、お姉さん、子供たちもいます。
そんなにキャラクターを用意してどうするつもりなのでしょうか。
厚生労働省のホームページに行くと、それぞれのキャラクターの紹介だけでなく「けんけつ体操の歌」や「けんけつちゃん絵描き歌」もあります。歌はmp3形式でダウンロードもできますし、壁紙も用意されている充実ぶりです。「けんけつ体操の歌」なんて沖縄民謡をイメージした仕上がりです。
「いつものあいさつ、はい、ちっち♪」
さすがは厚生労働省!
この作り込みはすばらしいものです。
と、ここで大きな疑問がわき上がってきます。
この「けんけつちゃん」の作り込み、体操の歌や絵描き歌からもわかるように、総じて子供向けに作り込まれています。
でも、献血って16歳以上からだよね?
しかも、成分献血なんて18歳以上からです。
子供のころから献血を受けるように指導しようということなのでしょうか。思いっきり作り込んでいる割には対象がぶれているように感じるのは私だけでしょうか。
なお、献血の血は意外に消費期限が短いので(血小板なんて72時間しかもたない)、余裕がある人は頻繁に献血に行ってあげるといいと思います。