嫌な人でもすぐに許そう
自分にとって嫌な人、自分を不当に扱う人は世の中にいるものだ。だけど、そんな人でもすぐに許してしまおう。その人に敵意を抱く時間は無駄である。
世の中、誰にでも嫌な人はいるものだ。自分に対して攻撃的な人もいるだろうし、自分がいないところで悪口を言う人もいるだろう。電車の中で足を踏みながら謝りもしない人かもしれないし、態度が悪いコンビニの店員かもしれない。自分に対して嫌なことをする人に対しては敵意を抱きたくなるし、できることならば仕返しをしたいと思ったりするだろう。イライラした気分でその人の悪いところを頭の中で繰り返し考えたりして、嫌な人に対して恨みを持ったりもするだろう。
もし、自分にとって嫌な人や恨んでいたり憎んでいたりする人がいたとしたのであれば、その人を許してあげよう。別に宗教的に人を許したほうがいいとか、スピリチャル的に人を許したほうが運勢が上がるとか、そういうわけではない。はっきり言おう。
時間の無駄である。
人を恨んでいる時間は仕事の時間に回せるし、人を憎んでいる時間は勉強の時間にできる。嫌な人を悪く思う時間は趣味に取り組む時間に置き換えることができる。早く許せばそれだけ早く時間を有効に利用できる。
人を恨んだり憎んだりするということは、自分の心がその人に振り回されているということである。人に恨みや憎しみを抱かせるていどの人間に自分の高尚な心が乱されてもいいのだろうか。人を嫌な気分にさせるていどの人間に自分の貴重な時間が奪われてもいいのだろうか。人に攻撃的な態度しか取れないような人間に自分の有能な思考を占領されてもいいのだろうか。いつまでそんな嫌な人を背負って人生を歩んでいくつもりなのか。そんな人は重荷でありじゃまにしかならないから、一刻も早く降ろしてしまったほうがいい。
だから、その人を許してあげよう。
自分のために。