重要な単語を絵文字にするな
メールを送るときに絵文字を使うことがあると思います。華やかなメールになっていいとは思いますが、注意しないとメッセージが伝わらなかったり、違った伝わり方をすることがあります。
絵文字を使っていますか?
私は使っていません。
別に絵文字が嫌いなわけではないのですが、長らく機種依存文字が文字化けするという環境に浸かっていたためにいまでも抵抗を感じていることと、入力がいちいち面倒なことがあげられます。使わないで、文字だけでメッセージが伝わるならそれにこしたことはないかなと。
メールをもらうときは絵文字が入ったメールが多いのですが、たまに何を言いたいのかがわからないメールがあります。絵文字が見えない環境で文字化けしていたり、キャリア間の絵文字の変換によって、あるいは文字コードによってまったく分けのわからない絵文字になっていたりすることがあります。
「このあいだの<絵文字>で待ってます」 → どこでまってるの?
「また<絵文字>してくださいね」 → 何をすればいいの?
こういう重要な単語を絵文字に置き換えてはいけません。絵文字は文章の飾りていどにしておかないと、文字化けしたり違う絵文字になったりしたときに、何を言っているのかわからなかったり、まったく異なるメッセージと解釈される恐れがあります。
例えば、最初の文章ならホテルで待っているのか駅で待っているのか、絵文字によってまったく異なる場所で待っていると伝わります。駅で待っているならせめて「このあいだの駅<駅の絵文字>で待っています」にしておいたほうがいいです。
ふたつ目の文章ならメールしてほしいのか電話してほしいのか、絵文字の変換結果によってまったく異なってきます。また、文字化けしていたらまったく伝わらないですし、文字コードの違いで別の絵文字に置き換えられたら、もしかしたら変なことをされるかもしれません。ここでも「またメールしてくださいね<メールの絵文字>」ぐらいにしておいたほうが安全です。
伝えたい核となる文字を絵文字に置き換えないようにしましょう。