第一ホテル東京 ラウンジ21

第一ホテル東京に景色のいいバーがある。21階と低いながらも絶妙なロケーションで景色を楽しむことができる。店員の対応もホテルならではのきめの細かさで大満足だ。

とある金曜日の夜に彼女と飲みに行くことが決まった。前回の記事「JCB THE CLASSコンシェルジュデスク ファーストインプレッション」で予約を取ってもらった場所だ。第一ホテル東京の21階にあるバーである。店で予約してあることを伝えると窓際の席に案内された。番号が書かれたカードをテーブルにおいて、会計時にはカードを持ってくるように言われる。どうやらカードに書かれた番号によって注文を管理しているようだ。

目の前には絶景が広がる。21階という低い高さながらもロケーションがいいのか、視界を遮るビルは少なくて遠くまで見渡すことができる。目下にはハイウェイがカーブしてきてちょうど目の前から奥の方まで直線で続いて、奥の方のビルの前でさらにカーブして視界から消える。右側には汐留の高層ビル群が見え、新橋駅と線路を一望することができる。「まだライトアップしていないので暗くなると見えなくなるのですが、スカイツリーも見えます」との案内があり、左側を見えると遠くにスカイツリーを確認できる。明るいうちも楽しめるが暗くなっても楽しめる。ビルの明かり、目の前のハイウェイを流れるヘッドランプとテールランプは見ていて飽きない。

見ていて飽きない景色を見ながらカクテルと料理を味わえる。オリジナルカクテルの種類が豊富でついつい頼んでしまう。見た目もおしゃれで味もすばらしい。料理もなかなかおいしいもの揃いだ。はやりのバーニャカウダやピッツァ、魚介類のスモークを堪能した。中でも私が一番印象に残ったのは和牛ビーフピラフだ。軟らかい肉と味のしっかりしみこんだご飯が空腹を癒してくれる。

店員の対応はさすがはホテルだ。会計時にテーブルに置かれたカードを持とうとするとすかさず店員がテーブルチェックできますと言ってくれる。明細をもらってクレジットカードを預けたあと、別の店員が水を持ってきてくれる。いまから帰ろうとする客に対して水を出す店は少ない。通常、店は客の回転数を重要視するので、帰る客は早く帰ってもらいたいと思うものだが、さすがはホテルに入っているバーだけあって、そこのところの対応が違う。

きれいな景色とおいしい料理、丁寧な対応で気持ちよく店をあとにした。

ひとりでも来てみたいものだ。

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