Apple Watch Series 2使用レポート2週間
Apple Watch Series 2を使って2週間が経ちました。身に付けることで、どんなことがよかったのか、生活がどう変わっていったのかをレポートしてみたいと思います。
Apple Watch Series 2が届いたのが10月2日の日曜日。その日はセットアップなどをして、翌日の月曜日から本格的に運用を開始しました。
その昔、腕時計をしていたときは左腕につけていたのですが、Apple Watchは右腕につけることにしました。それは、Apple Payで改札を通るときに、リーダーが右側にあるので、右手のほうが都合がいいからです。
最初は腕の感覚が慣れないせいもあり、何度か外して休ませたりしながら慣らしていきました。それを続けた結果、3日目ぐらいからは1日中つけていても大丈夫になりました。
アクティブになる
Apple Watchをセットアップすると、iPhoneにアクティビティアプリが表示されます。アクティビティはApple Watchにもあり、どれだけ動いたかという結果を記録してくれます。
アクティビティはムーブ、エクササイズ、スタンドという3つの指標を記録してくれます。ムーブは動いたときのカロリーを記録してくれます。早歩き以上の動きをした場合はエクササイズの時間に加算されます。1時間に1回立ち上がって動くとスタンドが加算され、1日でどれだけ動くことができたかがわかります。
Apple Watchをするようになって、なるべく歩くようになりました。朝早起きして、一駅分歩いたり、ランチのときは食事を早めに終えて、残りの時間を歩いたり、帰り道は遠回りしてみたり、いままで以上に体を使うようになりました。
Apple Watchはそれを通知してくれるので、体を動かすモチベーションを維持するのに最適です。Apple Watchをしていると、「体を動かさないと」という気になります。なるべく体を動かしたほうがいいとわかっているけど、いまいち動く気が起きないという人は、ぜひApple Watchをしてみてください。モチベーション維持のための大切な仲間となってくれるでしょう。
カップラーメンのタイマーはHey Siri!
カップラーメンを食べるときにタイマーで計っています。以前はお湯を注いで蓋をしたら、大急ぎでiPhoneのタイマーで時間をセットしていました。ところが、いまはお湯を注いで蓋をしたら、腕を返して「Hey Siri、4分タイマーをセットして!」というだけで終わりです。あとは時間が来るまで待つだけ。
ちょっとだけ反応が遅いのが玉に瑕です。あと、人がいるところでもやるのですが、うまくいったときはいいのですが、ちゃんと反応してくれなくてしくったときにちょっと恥ずかしい。
でも、すごく便利です。
1時間に1回は立つように
Apple Watchが1時間に1回は立つように通知してくれます。毎時50分ごろに、その1時間で1回も立っていないと「スタンドの時間です」と教えてくれます。そこで立ち上がって、外に出て、呼吸アプリを使って1分か2分ほど深呼吸をして、また席に戻るということをやっています。
いままで冷え性で、座っているとお尻から太ももにかけてかなり冷え込み、そわそわし始めて落ち着きがなくなり、生産性が落ちていたのですが、1時間に1回スタンドすることでそれがなくなりました。1時間に1回立つというだけですが、たったこれだけでここまで変わるのかという実感です。むしろ、いままでなんでやっていなかったんだろうという気持ちになります。
それを教えてくれたのがApple Watchです。Apple Watchをしなかったら、1時間に1回立ち上がるだけで、いままで悩ませていた冷え性を改善できることはなかったでしょう。Apple Watchが見せてくれた世界です。
Apple PayのSuicaに期待
Apple Payは10月下旬にサービスを開始する予定です。Apple Payが始まれば、SuicaやQUICPayがApple Watch Series 2で使えるようになります。すると、財布を持たなくても電車に乗れますし、買い物もできます。すべての支払いがというわけにはいかないでしょうが、ちょっと出かけて食事したり買い物したりするぶんには、Apple Watchさえ腕にしていればすませることができるようになります。
決済が片腕だけですませることができるのは、いろいろ捗ります。改札機を通るときにSuicaを鞄やポケットから出す必要もなく、そのまま腕をFelicaのリーダーに近づければいいだけです。買い物するときも同じです。QUICPayを使う場合はサイドボタンを2回押してからリーダーに近づけると決済できます。
今後は、チェーン店などの大きいところではApple Payによる決済が増えていくことでしょう。消費者側も、ショッピングするなら現金決済よりもApple Payで決済できる場所を選ぶかもしれません。Apple Payによって、日本のインフラが、社会が変わっていくきっかけになるかもしれません。Appleはこれまでも社会を変えるきっかけを作ってきました。Apple Payもそのきっかけとなることでしょう。
まとめ
Apple Watchをすることで世界が変わるのは確実です。いままでやらなかった新しいことを始めるきっかけになってくれたりします。動くきっかけを作ってくれ、モチベーションを与えてくれるApple Watchは、健康のために体を動かさないといけないと考えている人にぴったりだと思います。
それに、Apple Payが来たら、もっと便利になるでしょう。いままでネットショッピングばかりしているのが、もしかしたら、外で買い物をするきっかけになるかもしれません。iPhone 7を買うかどうか悩んでいて、もしApple PayのSuica対応が気になっているのであればApple Watch Series 2という選択肢があります。
「何も変わらないまま生涯を終えるか、Apple Watchと一緒に世界を変えるか?」というのはちょっと大げさですが、生活がいまよりもよくなると思います。2週間ですっかりお気に入りの時計となりました。